リフォーム概要

建替えかリフォームで迷ってらっしゃいましたが、建替えの場合は減築となること、親御さんとの思い出のあるお家でもあることから最終的に全面リフォームを選ばれました。

建坪が約23坪での二世帯住宅ということで、難しいプランでしたが、思い出のあるお家を生かすことができました。

施工後

個室

床に座り、くつろげるように、畳コーナーを設けました。

畳は縁なしの琉球畳を使用し、壁の一部に調湿効果のあるエコカラットを張りました。

天井には間接照明を取入れフォーカルポイントとしました。

化粧梁

限られた空間をいかに最大限に生かすため、二階天井は目一杯上げ、傾斜天井にすることで圧迫感をなくしました。

また、既存梁を敢えて出してこげ茶に塗装することで空間にメリハリをつけています。

天井裏収納

収納スペースを確保することも重要なポイントでしたので、天井に空間がある部分を天井裏収納としました。

構造

40年という築年数でしたので、土台・柱の腐食しているところは交換しました。

もともとの壁は筋交いもほとんど施されていない状況でしたので、要所に筋交い・金物を入れ、耐震補強もしっかりとしております。

また、壁・天井には断熱を施しました。

設備機器

完全分離の二世帯住宅ということから、キッチンなどを含む水廻りの設備機器は全て別々としました。

また、玄関や階段も二つ設けることで、プライバシーをお互いに守れるようになっています。

外壁

モルタル塗装からサイディングへ。

和モダンをテーマに、薄いベージュをベースにダークブラウンのラインを入れてアクセントとしました。

施工前

間取りは二世帯で生活するためにはプライバシーの確保が難しい状況でした。

いかに生活を別々にできるかが今回のリフォームの課題となりました。